
高校球児 廣瀬鮎 最後の夏の大会
大垣商業高校 背番号10 中継ぎ投手として3年生の時に第90回大会に出場!
当時の投球フォームがこちら↓
サイドスローですね。ローリングスの赤のグローブがお気に入りでした。
大垣商業高校は3回甲子園に出場したことがある古豪。第88回大会(1年生時)は県大会準優勝。あと一歩で甲子園でした^^;
そして3年生になっての夏の大会。
▷初戦 可児高校戦
ボクはベンチスタート。初戦の重圧で後輩の先発投手が4回に4失点…
この時に「このまま終わったらボクの3年間はなんだったんだ」という思いから覚醒していました。(ゾーンに入るって感覚)
めちゃくちゃ怖い監督だったんですけど、初めて自分から投げさせてくださいとアピールして5回からマウンドへ。
9回までナイスピッチングでした。最後の打者がかなり良いバッターだったんですけど、ストレートで空振り三振取ったことだけ記憶にあります。(興奮しすぎて試合内容は一切覚えていません笑)
▷2回戦 益田清風戦
コールド勝ち!中継ぎで途中出場だったような気がします。
▷3回戦 多治見高校戦
この日もベンチスタート。初回に後輩のライトのエラーで2点先制されます。
相手投手がかなり良くて、良いところで一本が出ずにずーっと0点。かなりベンチは焦っていました。
先輩の最後の夏を自分のミスで終わらせてしまうのではないかという思いから、ベンチで大号泣していた後輩が印象的でした。
それだけの重圧の中プレーしていたんですね。
流れが変わったのが7回1死1.3塁
代打 廣瀬!
まさかの代打からの出場でした笑
カウント3ボール0ストライク。
一球待つのが当たり前のところなんですが、打てる確信があったので思いっきり振りました!
打球はセンター前ヒット!かと思われましたがショートのファインプレーで止められます。ただ、この間に1点入りました。
流れが変わり、次の回逆転、そして同点というシーソーゲーム。
ボクは代打の後にセカンドの守備に入っていましたが、9回裏から登板。
10回表に勝ち越して10回裏の守備。
相手も意地になっているので一番最後のアウトを取るのが本当に難しい。結局2アウト満塁になり最後の打者をセカンドフライに打ち取ってゲームセット。
その光景は今でも鮮明に覚えています。めちゃくちゃ高くフライが上がって全く取れる気がしなかったのでセカンドにお任せしました笑
なんとか3回線突破し、ベスト8になりました。この相手チームのキャッチャーの子とは大学の野球部が同じで親友になったのも何かの縁。
▷準々決勝 土岐商業高校戦
敗戦… ここでボクらの夏が終わりました。
高校から球場まで道が混んでいてバスが大幅に遅刻。
バタバタの中試合が始まった記憶があります。
4回か5回から登板。打ち取った打球がポテンヒットになったりツキがなかったなぁ^^;
緊迫した場面で登板し、いろんな経験ができたことが良い財産になっています!
何より応援してくれた関係者の皆さん、監督、両親に感謝。
ボクの高校野球はこれで幕を閉じました。引退後もう野球はやめると思っていたのに、大学でまた野球をやってしまうあたり、本当に野球小僧だなぁ。