
TOTOとLIXILの違いって?
「TOTOとLIXILぶっちゃけどっちがいいんですか?」
こんな質問をよく頂きます。今回は個人的な意見ですが、トイレリフォームのプロとしての意見をお伝えします。
機能面
まずは機能面から比較してみましょう。低価格帯の組み合わせ便器・便座に関しては、ほぼ変わりがないです。
節水
陶器が汚れにくい加工(TOTO/セフィオンテクト・LIXIL/アクアセラミック)
掃除がしやすいようにフチレス
少ない水でもしっかり流せる(TOTO/トルネード洗浄・LIXIL/パワーストリーム洗浄)
必要性が高い機能でTOTOにあるものはLIXILにも大概あります。
細かいところで言うと、TOTOのタンクについている手洗いのボウルはLIXILと比べて深いです。手を洗った際にタンクの外に飛び散ることがTOTOの方が少ないかと思います。
デザイン面
デザインに関しては個人差がありますが、個人的にTOTOの一体型トイレ、GG800のデザインが好きです。
女性からは丸みを帯びているLIXILの一体型トイレが人気です。
どちらにしても一体型トイレは、トイレっぽくない新しいデザインで結構好きです。価格も組み合わせ便器よりは高くなりますが、結構お手頃なのでおすすめです。ただし、ウォシュレットが壊れた場合に部分的な交換が聞かないので、トイレ一式交換することになるのでその辺りが悩ましいところです。
個人的にリモコンで好きなのが、LIXILのインテリアリモコンです。
これは、TOTOにはないものです。
普通は、紙巻器の上にリモコンをつけることになるのですが、リモコンと紙巻器が合体していてめちゃくちゃスタイリッシュです。
オプションなので追加料金はかかるものの、インテリアリモコンがあるグレードのトイレをつける場合はぜひ、追加したいところです。
低価格帯の組み合わせ便器・便座に関しては、デザイン面に関してもほぼ変わりがないです。
価格
2023年5月現在、LIXILの方が安く手に入ります。
メーカーに関してこだわりがなく、安くていいものを求めるのであれば、LIXILの方がおすすめです。
耐久性
変わりないです。
その他
個人的にLIXILは愛知県常滑市に由来のある会社なので岐阜県出身のボクからすると、地元企業に愛着を感じます。そして、イメージカラーのオレンジも好きなので個人的にLIXILを推しています。
ちなみに、アパートや集合住宅などでjanisというトイレがついている物件があります。別にjanisのトイレを否定する訳ではありませんが、便器の中の形が男性が立ってした時に横に跳ねやすいような形になっています。
実際とあるオフィスにつけて、半年後にメンテナンスで伺った際に、クロスに尿はねの後が大量についていました。
便器の形に関しては、TOTOやLIXILのトイレは研究に研究を重ね作られているので、やはりズバ抜けていると感じます。両者にはどちらが上というような評価をつけられません。
いかがだったでしょうか?
「TOTOとLIXILぶっちゃけどっちがいいんですか?」この質問めっちゃ困るんですよね。答えは、ほとんど差がないと思って頂いて大丈夫です。あとは、どっちのメーカーが好きか?ですね。
あなたはどちらを選ばれますか?